芦屋川ブログ

2019.08.08

小児期から始まる歯周病予防!!

 

皆様こんにちは~!!
暑い!暑い!暑い!ここ毎日汗だくになりながら、
朝出勤しておりそれだけで体力の消耗を感じます(;^_^A
(風にも負けず・雨にも負けず)ではないですが、
暑さにも負けず、寒さにも負けない体力作りをしていかないと・・・
と日々思いながら、毎日過ごしておりますが・・・

皆様は、この暑さ厳しい今日この頃をどのように乗り切っておられますか?
教えて頂きたい・・・
よい汗を出して、適度な運動、水分をたくさん摂取して、
この夏を乗り切りましょう~ヾ(@°▽°@)ノ

先日、大阪大学歯学研究科(予防歯科学 天野敦雄先生)の
”小児期から始まる歯周病予防”
の講習会へ、院長・スタッフで
行って来ました。興味深いお話をお聞きする事ができたので、
本日のテーマにさせて頂きました!!

”小児で歯周病ってどうゆうこと!!”
思われるかもしれしれませんが、
実は歯周病の始まりは小児期の時からなんです!!
歯周病とは大人しかならない・・・と思われているのではないでしょうか?
実はそうではなく子供の時から、菌が侵入し増殖して
だんだんと症状に繋がっていき道すじが出来上がってくるのです。
小学生→中学生→18歳以降(レッド・コンプレックス悪玉歯周病菌)
と積み上げられた細菌叢(怖いですね~)
この細菌が、侵していくさまざまな症状も、それぞれ違います。

*歯周病菌はどこからやってくるか!!
①親から(口移しなど)の感染
②食具についた唾液からの感染
③食べ物についた唾液からの感染
④ペットからの感染

色々感染ルートはありますが、乳歯から永久歯への交換期に
菌がすみつくと言われています。
虫歯と歯周病は常在菌による感染症、常在菌は追い出せない!!
歯を守るにはどうしたらよいのか?
バイオフィルムの管理が必要です。
バイオフィルムは物理的にしか落ちないため、
子供、大人にかかわらずプロフェッショナルケアの必要性が重要です。
自身が元々もっている病原性で(高い病原性か、低い病原性か)症状の
出かたが全く違います。
歯周病の予防・治療・管理にはプロによるバイオフィルムの病原性を
見分けが必要です。
まず、定期検診に確実に通っているのに虫歯になりやすく、
自宅ケアをしっかりしているのに口の中の環境が安定しない・・
このような症状が多いお子さんは
元々の病原性のリスクが高い可能性があります。
口呼吸のお子さんはリスクがさらに高くなると最近では言われています。
いつもお口が開いている状態だと、
お口の中が乾燥し(特に前歯)プラークも付着しやすく
カリエスリスク高くなる。
口呼吸だと、咀嚼や嚥下が上手くできない。
そのような問題を少しでも、無くすために、
口呼吸を治す日常的なトレーニングも取り入れていくと効果的です!!

*口呼吸ではなく、鼻呼吸を習慣にする。
 あいうべ体操(以前ブログでもご紹介2017.7.13参照)
 口輪筋を鍛えお口を自然に閉じる習慣をつける!!
 しっかり続ける事ができれば効果あり!!

*正しい食事姿勢
よく噛む事により、下顎が成長する。
やわらかい物ばかり食べていると顎が成長しない。
このようなトレーニングを、日常的に取り入れて習慣つける事で、
唾液の分泌も良くなり虫歯・歯周病のリスクを低くする事ができます。
あともう一つ興味深いお話がありました!
虫歯のリスクを高くするのは、
砂糖(ショ糖)だけではない!~ということです。

最近分かってきたことですが
発酵性糖質(ブドウ糖・果糖・調理デンプン)というものです。
いつも食べている果物や、野菜(みんなが好きなジャガイモなど・・)
などが原因の一つになる可能性があるのです・・・
ということで日頃の継続的な予防が、
とても大切な事がおわかりいただけたのではないかと思いますo(^▽^)

是非、皆様もご自身のお口の中、
お子さんのお口の中に意識を向けて頂き参考にしていただけたらと思います

 

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